乳液を塗ると翌朝、毛穴が開いているという事はありませんか?
また、化粧水後は普通だった毛穴が乳液をつけることで広がってしまうことがありませんか?
皮脂が正常に分泌されている状態で油分が含まれた乳液を塗ることで毛穴に油分がつまり毛穴が開くことがあります。
乳液を使うのなら油分が多いTゾーンには乳液を塗り過ぎないことです。
オイリーになりやすいTゾーンには乳液は薄く塗り、Uゾーンは乾きやすいのでしっかり塗るというように量には気をつけましょう。
そして、塗る時には決してこすったり擦り込んだり叩いたりしないようにしてください。
優しくなじませるだけで乳液は浸透していきます。
しかし、ただつけるのではなく肌の上に満遍なく広げたら、手のひらを押し当てじっくりと肌内部に押し込むようにします。
手のひらの温度で乳液が毛穴の奥まで浸透します。
この時の浸透が十分でないと毛穴に乳液が残ってしまうので注意してください。
乳液を塗ると毛穴が広がってしまうという方は、この入れ込み作業が不充分な場合が多いです。
目穴を目立たさせたくないからこそ、乳液はしっかり浸透させるようにしてください。
毛穴が開く主な原因は皮脂の過剰分泌や乾燥が原因です。
肌の油分は20代〜30代にかけてがピークになります。
ですので実際のところ、この年代の方は極度の乾燥肌でないかぎり余分に油分を取り入れる必要はありません。
余分に取り入れることで、毛穴詰まりやニキビなどのトラブルを引き起こすのです。
洗顔のしかたがよくない
洗顔のしかたがよくないと洗顔のあとでも、毛穴に皮脂が残っているので、
乳液の油分と皮脂とが合わさって毛穴がパンパンになってしまいます。
キメ細かいもこもこの泡で洗っていますか?
洗顔のしかたを変えてみるのも一つの方法です。
▽もこもこの泡
乳液を使う理由
乳液を使う多くの方の理由は
- クリームだとべたつくから。
- ニキビができそうだから。
- 乾燥を防ぎたいから。
という理由ではないでしょうか?
乳液の役割の勘違い
乳液を使うのは洗顔することで顔の皮脂膜が洗い流され、新しい皮脂膜がつくられるまでに通常3〜4時間ぐらいかかるので、
その間肌を保護して水分の蒸発を防ぐのが目的と言われています。
化粧水、美容液の後に乳液でフタをして肌の水分蒸発を防ぐという、水分蒸発を防ぐエモリエント効果を期待して使用している方がほとんどです。
しかし、乳液の成分は水分が50〜70%で、油分は10〜20%ぐらいしか含まれていません。
これでは正直、水分蒸発は防ぐことはできないのです。
もし、乳液を選ぶのなら水分をキープする力が非常に強いセラミドが配合された乳液を選ぶことが大事です。
セラミドなら化粧水で取ればいいのでは? と思う方もいると思いますが、
セラミドは油溶性なので化粧水に配合されていても少量です。
そのため、乳液を使うのならセラミド配合を確認して購入するようにしましょう。
ただし、セラミドは植物、天然、合成、動物など多くの種類があります。
選ぶのはヒト型セラミドです。
成分表記に「セラミド2」「セラミド3」などセラミド+数字orセラミド+英語で掲載されているので確認するようにしてください。
最近は、植物からヒト型セラミドを取り出した植物ヒト型セラミドが開発されていますが、これが現在の一番のおすすめ成分です。
セラミド配合乳液
◆キュレル潤浸保湿 乳液
・分類:医薬部外品
・花王が独自に開発した保湿成分の疑似セラミドである、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドを配合。
・使用感はベタつかず、塗布3時間後までプラス96%の高い保湿力を持っています。
花王:キュレル潤浸保湿 乳液
乳液には界面活性剤が配合されてる。
乳液は水分と油分が混じっているのですが、本来水と油は反発するものなので同じ容器内に入っているのはおかしいです。
そうです、乳液には水分と油分を混じりあわせる界面活性剤が配合されているのです。
そんな乳液を塗り続けるということは、一晩中肌に刺激がある成分を肌にくっつけているのと同じなんです。
朝の洗顔後にメイクする前にも乳液を使っているのなら、もう1日中、もしくは1年中、刺激剤をつけていることになります。
こんな状態を続けていると、肌のバリア機能が崩壊してしまいます。
メイクの前に乳液は必要?
乳液とメイクで油分が過多になったりするので乾燥が気になる方以外は必要ないでしょう。
また、油分が多いとメイク崩れの原因になったりします。
乳液を使わない方がメイクは長持ちします。
肌が刺激により敏感になり肌トラブルも起きやすく、これまで何ともなかった外気や化粧成分にも過剰に反応し、アレルギーを引き起こすこともでてきます。
ここで衝撃なことをお話ししますね。
実はエステティックの化粧品には乳液は存在しません。
エステティシャンが乳液を紹介することはまずありません。
お肌の専門のプロの方たちは、界面活性剤のリスクを把握しているのでおすすめしないのです。
こんな乳液をあなたはこれからも使い続けますか?
今まで乳液は必要なものと思い込み化粧水と乳液のセットで長年ケアをしていると、
肌が乳液を必要とする乾燥肌になっている可能性が高いです。
肌が乳液を覚えてしまっているので乳液が手放せない場合も考えられます。
本来は自分の皮脂で肌は守られています。
自分の肌本来の力を引き出すためにも、そろそろ乳液を卒業しませんか?
乳液をやめたらどうしたらいいの?
化粧水のあとに美容効果の高い美容液と、油分の高いクリームを使用することをおすすめします。
見た目は、クリームの方が脂っこい感じに見えますが、じつはクリームは乳液と比べて油分が少ないんです。
しかし、油分を逆に与えすぎると毛穴詰まりを起こしたり、皮脂の分泌を低下させて乾燥肌を引き起こす場合もあるのでそこは注意してくださいね。
どうしても乳液がよかったら最近、界面活性剤不使用の乳液も販売されているので、そちらを購入するのが良いかと思います。
他には、化粧水の2本使いという方法もあります。
最初にヒアルロン酸やコラーゲンを含まないシンプルな化粧水を使用し、
2本目でセラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン等が配合された保湿力の高い化粧水を使う方法です。
サラッとした化粧水で肌にしっかり水分を含ませた後、しっとり感の強い化粧水で蓋をするのです。
おすすめのクリーム
◆ビタクリーム
スイス製、世界で40年以上売れ続けているビタミンクリーム
コピー品が出るほど人気!類似品に注意してください。
・肌荒れを防止するビタミンB12がブランド史上世界最高濃度
・ハリとツヤを与えるツボクサエキスやエモリエント効果のあるスクワラン配合。美容液必要なし!!
化粧品会社の宣伝に惑わされない
昔から基礎化粧品は『化粧水』・『美容液』・『乳液(クリーム)』と擦り込まれている方がほとんどです。
化粧品会社が乳液をすすめるのは、もちろん女性に美しくなって欲しいと思うからなのですが、
基礎化粧品を3点セットにすることで多く購入してもらおうと考えているからです。
前述したように乳液の成分の大半は水です。
わかりますよね・・・。
化粧品会社は製品を買ってくれれば儲かるのです。
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