角質とは

 

角質とは皮膚の一番上に現われている表皮のことを指し、ケラチン(タンパク質の一種)でできている強くて堅い成分です。

 

角質層と角質細胞間脂質によって構成されていて、水分保持とバリア機能の役目を果たしています。

 

外部からの刺激(紫外線、異物、細菌・ウイルス)から守り、内側の水分が外に蒸発しないように防いでくれているのです。

 

例えるなら食品を包むラップに似ています.

 

ラップはあの薄さで、外部からのホコリの混入や水分の蒸発を防いでくれます。

 

角質層も実は「0.02o」と超薄いのです。

 

角質とは

 

新細胞が角質層に押し上げられたときに、核が無くなるので、実は角質層は死んだ細胞の集まりなのです。

 

すでに細胞は死んでいるので角質を取り除いても痛くはありません。

 

それでスキンケアでよく言われるのが角質を取り除いて綺麗な肌、瑞々しい肌を取り戻そうです。

 

でも勘違いしないで下さい。
角質は不要なものではなく肌に必要なものなのです。

 

正しいスキンケアとは、余分な角質を取り除くことで、むやみに角質を取り除くことではありません。

 

角質層には保湿成分の「セラミド」「NMF」がたっぷりと含まれています。

【用語説明:「NMF」】
アミノ酸や尿素などで構成され、セラミドの次に重要な保湿の要。

セラミドが不足すると、皮膚に粉吹きの現象が現われます。

 

水分を保持してくれるセラミドが減少すると肌の内部から水分がどんどん蒸発していくので「乾燥肌」の状態になるからです。

 

過度な洗顔や、クレンジング、スキンケアをしていると「セラミド」はドンドン流れていってしまいます。

 

どうしても、多くの方が角質をしっかり落としてスッキリしたい!という思いが強いために過剰な角質ケアをしてしまい、それが肌を傷めたり肌トラブルを引き起こす原因にもなったりしています。

 

水分を保持する能力が高い角質で覆われると、しっとりとした潤いのある肌を形成し、毛穴の広がりもおきません。

 

水分を保持する能力が低い角質で覆われると肌は乾燥しやすく硬くなり、カサカサ肌、荒れ肌ができやすく毛穴も広がります。

 

過剰に角質を取り除いた後に生まれる若い未熟な角質によって水分の保持能力が低い角質が生まれます。

 

これは正常な角質が強制的に取り除かれたために、予定よりも早く表皮に押し出された結果生み出されたもので、
それに気がつかないで過剰に角質の除去を繰り返していると、この悪循環に陥ります。

 

⇒過剰に角質を取り除かない角質ケア方法

 

必要な角質、不要な角質

角質とは

 

角質は皮膚の奥の基底層から新しい細胞が生まれ、少しづつ肌の表面に押し上げられ角質層となり、やがて体から垢となって自然に剥がれ落ちます。

 

この現象をターンオーバーと言いますが、平均約28日間のサイクルで行われています。
加齢とともに期間は長くなります。

 

ターンオーバーが正常に働いていれば角質層は外部からの刺激から守ってくれます。

 

なので角質層がバリアー層と呼ばれることもあります。
死んだ細胞の角質なので痛みを感じない特性を利用して体のまわりに薄い防護膜を築いているのです。

 

ターンオーバーは人間が生きている限り続けられ人間の体を守ってくれています。

 

ターンオーバーが加齢により遅れたり、あるいは体を洗わないことで角質が剥がれることなく残ってしまうと、角質層はどんどん厚くなり、肌の透明感が無くなり、ガサガサして硬くなります。

 

また、剥がれ落ちるはずの角質が毛穴に詰まり出口をふさいだりして角栓となり、黒ずみを発生させます。

 

さらに古い角質がそのままに放置されると、角質に顔に残った汗や皮脂、化粧がこびりつき細菌を発生させ悪臭や炎症の原因になったりもします。

 

古い角質をそのままにしておくと美容だけでなく健康にも悪影響を及ぼしますが、逆に角質が無くても体に良くない影響が現れます。

 

もし、皮膚に角質層がないと、紫外線が直接体内に入り込み健康に影響を与えます。
誤った角質除去をして角質を取りすぎると肌がヒリヒリしたり痛くなったりします。

 

つまり、古い角質は取り除き新しい角質は残しておくのが美容や健康にも一番良い方法なのです。

角質ケア

角質を過剰に取り除いてしまうと、紫外線などから肌を守ることができなくなり、シミやシワを作ってしまいます。
角質で紫外線が遮断されていれば、もし表皮にシミができてもターンオーバーによってシミはなくなります。

 

しかし、紫外線が直接、真皮に達した場合のシミは数年以上消えないか、一生残ることになってしまいます。

角質ピーリング

ピーリング効果が高いと謳っている製品は必ずスクラブが入っているかどうか確認しましょう。
スクラブは粒状で一種の研磨剤です。

 

スクラブが入ったピーリング製品は効果はいですが、過剰に角質を取り除いてしまう危険性があります。
また肌を傷つけるとこもあるので、肌の弱い人は使用はひかえた方がいいです。

角質落とし

よく使われるクリームやジェルですが、角質を削る成分スクラブなどが入っていない製品を選びましょう。
スクラブが入っていないクリームやジェルは古い角質だけを包み込んで落としてくれる効果があります。

 

鼻の角栓の間違ったケア

鼻の角栓の取り方

 

鼻の黒ずみの原因は角栓ですが、その角栓ケアで意外と間違った対策をしている方が多いです。

 

鼻の黒ずみは、鏡を見たときに一番目につきやすい位置にあるので、どうしても気になります。
黒ずみだけでなく、白い角栓もあります。

 

しかし、それらの角栓を無理にとろうとすると逆に肌を傷め、トラブルを引き起こすことになります。

 

角栓は通常、皮膚のターンオーバーとともに自然に取れていくものですが、
それを自分で強制的に取り除いてしまうと、皮膚が敏感に反応し、今まで以上に新しい角質や皮脂を過剰に生成しようとします。

 

すると、以前よりも、より大きな角栓ができることになります。

 

そして、より大きくなった角栓をまた自分で取り除くと、同じように皮膚が反応し過剰に角質、皮脂を生成するようになり、悪循環に陥ってしまいます。

 

無理に角栓を剥がした時のトラブル

角栓を取ろうと鼻パックを使うと角質層が鼻パックによりはがされるので逆に角栓が出来やすくなるばかりでなく、バリア機能が低下しているので紫外線に弱く、シミやシワができやすくなります。

 

また、にきびや吹き出物の原因となるアクネ菌なども増殖します。
鼻パックで、毛穴が開いているところには、汚れがたまりやすく、さらに角栓に悩まされることになります。

 

これは、毛穴パックだけでなく、指や器具などで角栓を押し出しても同じことで肌にはよくありません。

 

鼻の角栓の取り方:3つの勘違い

鼻の黒ずみが気になり何とか鼻の黒ずみを取ろうと悩んでいる人は多いですが、黒ずみが治らないという人の中には勘違いをしたお手入れをしている方も多く見かけます。

勘違い@

鼻の黒ずみの原因と思われる毛穴のつまりを皮脂だと勘違いしている人が多いです。

 

もちろん皮脂がゼロとは言いませんが毛穴の詰まり「角栓」は70%が古い角質(タンパク質)で皮脂は30%しかありません。

 

角質対策ではなく皮脂対策ばかりしていては毛穴の詰まりは解消できません。

勘違いA

洗顔やクレンジングで毛穴の奥まで綺麗にできると勘違いしている人がいます。
通常の洗顔やクレンジングでは毛穴の奥までは綺麗にできません。

 

洗浄力がどんなに強くても、スクラブが入っていても洗浄力は角栓の表面しか届きません。
前述のように角栓は70%がタンパク質なので、クレンジングオイルでも溶けることはありません。

 

通常の洗顔やクレンジングでは逆に水分保持力の80%を保持する角質層の細胞間脂質(セラミドなど)が溶け出して乾燥肌を作り出してしまいます。

 

黒ずみが落ちないからと、こすりすぎると摩擦による刺激で角質層にダメージを与え逆に肌の防御機能が働き、角質層が厚くなってしまいます。

勘違いB

鼻の黒ずみの原因は角栓だけではありません。
鼻の黒ずみの原因には角栓の他に次の原因があります。

  • メラニンが毛穴の入口に溜まり黒く見える
  • 肌が乾燥することで毛穴が開き黒く見える
  • 毛穴のまわりがすり鉢状になっている
  • ニキビ跡がクレーター状になっている

それぞれの原因にあわせてケアをしないと鼻の黒ずみはいつまでたっても改善はしません。

 

鼻の角栓の取り方:正しい方法

鼻の角栓を取り除くのに、毛穴パックやピーリング石鹸を思い浮かべる方が多いと思いますが、
無理に取り除けば、それらは前述したように肌に刺激を与え悪循環に陥ります。

 

鼻の黒ずみ対策は、決して毛穴を無理にこじ開けないようにすることです。

 

蒸しタオルを顔にあて自然に毛穴が開くのを待ってから、細かく泡立てた泡で洗顔をすることで角栓がたまりにくくなります。

 

それでも角栓が気になる時には、蒸しタオルで顔を暖めたあとにオイルでマッサージする方法もあります。

 

ここでは悪循環に陥らず肌へも負担をかけずに鼻の角栓を取り除く方法を紹介します。

 

生活習慣の改善

角栓は無理に取り除こうとすると徐々に大きくなっていくのですが、
その逆で生活習慣を改善するだけで角栓を徐々に無くしていくことができます。

  • 野菜中心の食事を心がけ脂肪分を少なくする。
  • 睡眠を十分に取る
  • 適度な運動
  • ストレスをためこまない

脂っぽい食事は皮脂を多く作りだします。
睡眠も最も皮膚のターンオーバーが進む時間の22時〜26時には床についているようにしましょう。

 

適度な運動は皮膚の新陳代謝を高めるばかりかストレス解消にも効果的です。
ホルモンのバランスが崩れる原因となるストレスも皮膚の新陳代謝を阻害するので、できるだけ溜めこまないように心がけましょう。

洗顔料、クレンジングを変える

角栓の成分は、30%が皮脂で70%がタンパク質です。

 

あなたが、日頃使用している化粧品は皮脂だけに効果がある化粧品ではないですか?

 

市販されている多くの洗顔料やクレンジング剤には「界面活性剤」が使われています。

 

界面活性剤は、水と油を混ぜ合わせるのに必要な合成物質ですが、油に対してしか効果が無いのです。

 

つまり、角栓の7割を占めるタンパク質には効果がないので、角栓がなくならず鼻の黒ずみが取れないのです。

 

そして、界面活性剤は強い洗浄力を持っているので肌に刺激を与えすぎるマイナス面もあるのです。

 

例えていえば、食器用洗剤にも界面活性剤は使われているのですが、食器についた油汚れを強力に落とす代わりに、
肌の弱い人でなくても、手が荒れてしまうことがあります。

 

これと同じ現象が顔にも起こっているのです。

 

顔の肌が荒れてしまえば、毛穴の表面もボロボロになり汚れも詰まりやすくなります。

 

また、強力なメイクをした時とか、お肌のベタツキを感じる時などは特に、洗顔料やクレンジングでゴシゴシ洗っていませんか?

 

このゴシゴシ洗いをしすぎることでお肌が乾燥し肌表面を乾燥から守ろうと皮脂を過剰分泌させることになります。

 

そして、ますます毛穴の中を詰まりやすくしてしまうのです。

 

あなたは、こんなことを繰り返していませんか?

 

では、どうすればいいかというと、まずは洗顔料やクレンジング剤を界面活性剤フリーのものに変えることです。

 

そして、角栓の70%を占めるタンパク質を除去するために酵素洗顔を週に1〜2回使用することです。

 

酵素洗顔は酵素の力でタンパクだけでなく皮脂も取り除いてくれるのでおすすめです。

 

こんなに効果があるのに、なぜ、毎日でなく週に1〜2回なのかというと、

 

酵素洗顔は通常の洗顔では落としきれない角質を除去する効果やその後の化粧品の浸透も良くなることが証明されているのですが、

 

使いすぎると、お肌に必要な若い角質や皮脂までも分解してしまい乾燥肌を招いてしまうことがあるからです。

 

ですので使用は週に1〜2回、お肌の調子を見ながら多くても週に3〜4回にとどめておくことが大事なんです。

オリーブオイルを使ったケア方法

角栓を取りやすくする

蒸しタオルか鼻ラップを使って角栓をまず取りやすくします。
ただ、蒸しタオルは肌の水分も蒸発しやすいので、乾燥肌に人は鼻ラップが向いているでしょう。

 

どちらもメイクをしたまま行うとメイクや皮脂汚れが毛穴の中にはいってしまうので、必ずメイクを落とした状態で行ってください。
またやりすぎはよくないので多くて週2回程度にしておいてください。

蒸しタオル

小さめのタオルかおしぼりを水で濡らした後、軽くしぼり、電子レンジに約1分入れて温めます。
ヤケドをしないように顔にのせるまえに適温に冷ましたあと、約3分ほど顔にのせます。

鼻ラップ

家庭にあるサランラップを鼻を包み込む大きさに切り、小鼻を包みます。
その状態で、38度〜40℃程度のお湯で20分〜30分程度、半身浴をします。

オリーブオイルの種類

鼻から蒸しタオルまたは鼻ラップを外した後、オリーブオイルでケアします。
オリーブオイルは角栓と構成が最もよく似ているオレイン酸を多く含み、毛穴に詰まった角栓に馴染みやすく自然に溶かして落としてくれます。

 

また保湿効果も高いので乾燥肌の人にも向いています。
角質ケアにオリーブオイルではなくベビーオイルを使う人もいますが、鉱物油のベビーオイルは肌に浸透しにくいので角栓が落ちずらいです。

 

それに油膜を張る効果が高いので、逆に毛穴が詰まる原因にもなったりします。

 

オリーブオイルはできたら不純物がなく精製度の高い『エクストラバージンオリーブオイル』を使用するようにしてください。
スーパーで売っているし通販でも購入することができます。

オリーブオイルでマッサージ

オリーブオイルを500円玉程度を手の平にとり体温で温めます。
温まったオリーブオイルを鼻に塗り約1分待ち、汚れを浮かせます。

 

その後、鼻の毛穴は下向きになっているので指を下から上に向かってクルクルマッサージを行います。

 

こうすることで角栓がとりやすくなります。
その後、オリーブオイルをコットンかティッシュで拭き取ります。

 

拭き取った後は、泡洗顔で洗顔をしてオリーブオイルを洗い流します。
角栓は酸性なので洗顔料は弱アルカリ性のものを選びます。

 

酸性の角栓と中和させることで綺麗に洗い流すことができます。

 

日頃、忙しくてなかなか時間が取れない人は、オリーブオイル配合のクレンジング『マナラホットクレンジングゲル』を使うことで時間短縮もできるし、鼻の角栓や毛穴の黒ずみも簡単に落とすことができます。

 

【関連記事】

鼻の黒ずみをとる方法

鼻の角栓の取り方 綿棒

綿棒で鼻の角栓がゴッソリと取れます。
頑固な角栓も綿棒とオイルさえあればつるんと取れてしまう方法です。
綿棒は100円ショップで手に入るものでOK!

角栓とは

角栓のことを皮脂だと勘違いしている人もいますが、
角栓とは皮脂腺から過剰分泌された皮脂や、周囲の古い角質、よごれが毛穴の中で混じり合って凝固、発達したものです。

 

このため、角栓はなかなか落ちにくく、毛穴に放置された角栓が酸化する黒くなってきます。

 

角栓ができる原因

角栓とは

皮脂は毛穴の奥の皮脂腺から絶えず分泌されていて、毛穴を通じて外に排出されています。

それが何らかの理由で過剰に分泌されることで毛穴に皮脂が溜まり角栓ができます。

 

また、肌のターンオーバーが遅れることでも角栓ができます。
通常、古い角質は剥がれ落ちると皮脂によって外に排出されるのですが、

 

ターンオーバーが遅れることで、角質が剥がれ落ちずに肌の表面に溜まることで毛穴の出口が狭められ古い角質や皮脂が外に排出されにくくなることで角栓ができます。

角栓を放置するとどうなる?

角栓は皮脂が酸化することで黒ずみ、酸化した皮脂は過酸化脂質に変化し皮膚を刺激します。

 

刺激された皮膚は活性酸素を発生し、毛穴の周辺の皮膚まで影響を及ぼし、肌を老化させ、シミやたるみ、黒ずみ、毛穴の広がりの原因にもなります。

 

ひどくなると、炎症を起こしニキビになることもあります。

 

皮脂は悪者ではありません。

鼻の黒ずみの原因は、毛穴の詰まりが一つの要因だと言われています。
毛穴の詰まりは、毛穴の中で古くなった角質と皮脂が混じりあって角栓ができることで生じます。

 

では皮脂とはなんでしょう?

皮脂とは?

皮脂は黒ずみやニキビ、吹き出物の原因になることから「ベタつく」「汚れ」という悪いイメージを持っている人も多いですが、皮脂は決して悪者ではありません。

 

主な成分はトリグリセリドで皮脂線から分泌される半流動性の油脂状の物質で、毛穴を通って皮膚の表面に押し出され汗と交わることで薄い皮脂膜をつくり肌や髪を乾燥から防ぎ潤いを保ちます。

皮脂とは

皮脂の成分
  • トリグリセリド:25%
  • 脂肪酸:25%
  • ワックス:22%
  • スクワレン:10%
  • モノ:10%
  • ジグリセリド:10%
  • コレステリルエステル:2.3%
  • コレステロール:1.5%
  • その他:4%

 

皮膚の表面を覆う皮脂膜は水分が皮膚から蒸発するのを防ぎ、皮膚や髪に潤いを与えてくれるばかりか、外部の刺激から皮膚や髪の毛を守ってくれています。

 

皮脂が皮膚に表面に押し出され、主な成分のトリグリセリドが皮膚常在菌によって分解されるときに脂肪酸が発生し肌を弱酸性にします。
皮膚が弱酸性を維持することで雑菌が繁殖しにくい状態を保ちます。

皮脂の役割
  • 美肌効果・・・肌に柔軟性や潤いをもたらします。
  • 保護効果・・・過剰に角質層が剥がれるのを防ぎ、肌荒れを予防してくれます。
  • 保湿効果・・・皮脂膜を作り体内の水分の蒸発を防ぎます。
  • 殺菌効果・・・皮膚を弱酸性に保つことで雑菌の繁殖を抑えます。

皮脂の分泌量は1日に1〜2gといわれ、外気温が下がると分泌量は減少し、外気温が高くなると分泌量が増えます。

 

皮脂の分泌が適量の場合は問題ないのですが、皮脂の分泌が少なくなると皮脂膜効果が薄れ皮膚の水分が蒸発して乾燥肌や、シワ、肌荒れや、アトピー性皮膚炎などを引きおこしたりします。

 

逆に皮脂の分泌が過剰になると皮脂を好む皮膚常在菌が増え過ぎて脂漏性湿疹やニキビ、吹き出物などができたりします。

 

皮脂は血中から糖分をとって皮脂腺が糖分を脂肪に変換しているのですが、血中の糖分が増えると皮脂も多く分泌されます。

 

甘いものや、油っこい物を食べると皮脂の分泌量が増えます。
ですからニキビが多い人が「糖分をとりすぎないように」と言われるのはそのためです。

 

皮脂腺は子供の頃は発達していませんが、性ホルモンの刺激により思春期のころから発達してきます。
20〜30歳くらいまでは一定の量を分泌していますが、更年期に入ると減少します。

 

皮脂線は人間の体の全身に分布しているのですが、手の平と足の裏にはありません。
分布量は体の部位によって異なり、多い順でいうと

 

頭皮>顔の中心部分(Tゾーン)>胸>背中>腕・脚の順です。

 

髪の毛も皮脂が保護して潤いが逃げるのを防いでいるのですが、シャンプーで洗い落してしうまうと長い髪の毛の人ほど皮脂が再びカバーしてくれることができません。

 

なのでリンス、トリートメント、コンディショナーなどを使うことで皮脂の役割を補っているのです。

 

皮脂は時間がたつと酸化し臭いも発生させます。

皮脂は元々は無臭ですが、雑菌が交わることで臭いを発生します。

 

ニキビの元であるアクネ菌もそうです。
皮脂にはアクネ菌が好きなオレイン酸が含まれています。

 

また、皮膚には雑菌の他、常在菌も存在し皮脂が常在菌により酸化・分解されることで「脂肪酸」を発生し、強い臭いを発します。

 

皮脂は菌だけでなく空気や紫外線の影響により酸化もし臭いを発します。
皮脂が菌や空気に触れて酸化するまでの時間は平均で5〜6時間です。

 

つまり、朝にできた皮脂は半日たった昼ごろには酸化してしまうのです。
朝よりも夜になるとクスミが酷く感じるのはこのためです。

 

前述のように皮脂の酸化は当たり前のことなのですが、度を越した酸化は肌によくありません。

 

酸化を放置することで黒ずみや臭いが発生し、さらに活性酸素の発生を招き肌トラブルを引きおこしやすくなります。

皮脂の分泌は抑制できる?

残念ながら皮脂の分泌はホルモンの影響が関係しているため季節要因の増減を除いては抑制する事はできません。

 

冷水で肌を引き締める事で毛穴も引き締まり皮脂の分泌が少なくなると言われてますが、この効果は30分ともちません。

 

肌を冷やすことで筋肉がしまりますが一時的です。
根本的な解決にはなりません。

皮脂とメイクの関係

メイクのノリは皮脂と水分のバランスです。
メイクが汗によって崩れるといいますが、それは間違いです。
メイク崩れの原因は油成分です。
汗は約99%が水分なので汗がメイクを崩すことはありません。

 

メイク崩れの原因はメイクに含まれる油分と皮脂が混ざりあうことで起きるのです。
皮脂が多い肌は化粧が崩れやすく、逆に乾燥肌は粉浮きしやすくなります。

皮脂との上手なつき合い方

洗顔

皮脂を取り除く重要なケア方法は洗顔です。
朝は水洗顔だけという人もいますが、夜寝ている間にも皮脂は分泌され酸化しています。

 

水洗顔だけでは脂を落とすことはできないので洗顔料を使っての洗顔を行うようにしてください。

 

洗顔もやりすぎると皮膚の防衛本能が働き皮脂膜を作ろうと分泌量が増え、皮脂線も鍛えられ分泌に拍車がかかったりします。

 

洗顔は朝1回、夜1回がベストです。
多くても+1回です。

 

洗顔時の皮膚の摩擦には注意して洗顔料の泡を使ってころがすように優しく洗います。

化粧水

皮脂分泌抑制と皮脂酸化予防の作用があるビタミンC誘導体が入った化粧水を使います。
ビタミンC誘導体の表記名

  • パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
  • 3-O-エチルアスコルビン酸
  • リン酸アスコルビルMg
  • アスコルビルリン酸Na

水に溶けやすい水溶性成分なので化粧水やローションに多く配合されています。

美容液

皮脂が潤いを保ってくれているので保湿は必要ないと思ってみえる方もいますが、保湿ケアをしないために皮脂が多いけど乾燥するという乾燥脂性肌(混合肌)の人が増えています。

 

皮脂はテカリの原因にもなりますが、肌の保湿が十分でないと余計にテカリが目立つことになります。

 

油分の多い乳液やクリームは避けて、オイルフリーやオイルカットのものを選ぶようにしてください。
保湿力に優れたセラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどの成分が入ったものがおすすめです。

 

鼻の黒ずみをとる簡単な方法:TOPページ