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肌質は水分量と皮脂量のバランスで5つに分かれます。
「乾燥肌」や「脂性肌」「普通肌」「乾燥脂性肌」「敏感肌」のタイプに分かれますが、もう少し細かく分けると混合肌、仮性敏感肌もあります。
あなたは自分の肌質を理解していますか?
実は自分の肌質を把握できていない人がほとんどなんです。
肌の水分が多いか少ないかを診ます。
まずは図を見て下さい。
4つの肌質の中で、自分の肌はどれに当てはまるのかを知るには、朝起きたときの肌状態でチェックします。
朝、洗顔をする前に、肌に触れてみましょう。
額ではなく頬の部分で判定します。
では、それぞれの肌質の特徴を見ていきましょう。
水分も油分も少ない
肌のバリア機能が低下し、敏感に傾きやすい傾向
角層の水分量が20%以下になった状態を乾燥肌といいます。
水分量が20%以下になるということは、セラミドなどが大幅に不足しているということになり、肌表面はカサカサしたり、突っ張ったり、粉をふいたようになったりしているはずです。
また、バリア機能が低下しやすくもなっているため、肌が過敏になることが多いのが特徴です。
乾燥を始め、くすみや小じわなどができやすい
セラミドなどが減ってしまっているため、乾燥が進み、肌の質感がザラッとしたり、ゴワついたりしがちです。
また、乾燥によって、シワっぽく見えたり、透明感がなくなってくすんで見えたりします。
バリア機能が低下しがちなので、粉をふいたり、化粧品がしみたりすることもあります。
一にも二にもセラミド入り保湿美容液で保湿を!
毎日のケアで心がけることは、クレンジングをとにかくソフトに行うこと。
そしてセラミド入りの保湿美容液で保湿をしっかり行うことです。
保湿美容液は日中も持ち歩き、乾燥が気になったら、その都度、ファンデ―ションの上からでも、手のひらに少量をとって重ねるようにするといいでしょう。
カサつくのにベタツキも気になる
テカリやベタつきと乾燥が同居
皮脂が多いのに、水分は少ないのが乾燥脂性肌。
皮脂が多い部分は脂浮きしやすく、テカリやベタつきが目立ちやすい一方、肌の肌の保湿成分が減って水分が低下しているため、部分的に乾燥も気になるのが特徴です。
ほかの肌質よりも敏感に傾きやすく、肌トラブルも起きやすい肌質です。
ニキビや乾燥といった相反するトラブルがでやすい
皮脂が多く、水分が少ない肌質のため、過剰な皮脂分泌によるテカリが目立ったり、ニキビができやすかったりします。
とはいえ、皮脂を気にしすぎて保湿がきちんとできていないと、乾燥が進み、バリア機能が低下して敏感になりやすい傾向があります。
保湿中心のスキンケアと規則正しい生活を
毎日のケアは、皮脂をしっかり落とす洗顔とセラミド入り美容液での保湿を行いましょう。
もし肌が敏感に傾いているのなら、低刺激な敏感肌用の化粧品を活用するのも手です。
また、生活が不規則だと余計に肌のバランスがくずし、トラブルも起こしやすくなるので、早寝早起きとバランスのよい和食中心の食生活を心がけることも大切です。
皮脂分泌が活発でテカリやベタつきが気になる肌
肌の皮脂腺の働きが活発なため、皮脂が過剰に分泌され、テカったり、ベタついたりしがちな肌タイプ。
顔だけでなく、頭皮や背中、胸などもオイリーになることが。
また、生まれ持った肌質によるものだけでなく、ストレスや睡眠不足などの生活習慣によっても、皮脂が増えることがあります。
ニキビや脂漏性皮膚炎などを起こしやすい傾向に
過剰な皮脂が毛穴を詰まらせることで、ニキビができやすくなったり、皮脂が酸化して肌荒れや老化の原因になったりします。
また、毛穴に皮脂が常に留まっていると広がってしまうので注意が必要です。
そのほか、皮脂の慢性的な刺激が原因で「脂漏性皮膚炎」という皮膚炎を起こすことも。
皮脂をこまめに取り除き、清潔に保つ心がけを
朝晩の洗顔で皮脂をすっきり落とし、脂分少なめの保湿美容液でのケアがマスト。
日中は脂取り紙などでこまめに皮脂を押さえましょう。
テカリや化粧崩れが気になる場合は、くずれの気にならないルースパウダーを重ねて。
背中のニキビには固形石鹸がオススメです。
ツヤがあってキメ細かい
水分が多く、皮脂が少なめの理想的状態
普通肌というと、「水分と油分が両方とも適度にある」状態だと思っている人がいるようですが、これは厳密にいうと間違いです。
水分が多く、油分が少ないのが特徴で、赤ちゃんの肌のような理想的な状態を普通肌と呼んでいます。
毛穴も目立たず、透明感と弾力があるのが特徴です。
トラブルが起きにくいが、乾燥には注意を!
水分が多いため、バリア機能が高く、4つの肌質の中でもっともトラブルの起きにくい肌質といえます。
とはいえ、年齢とともに水分量は低下していくので、セラミド入りの保湿美容液でのケアは必須です。
早め早めのエイジングケアでベストコンディションをキープ!
せっかくの理想的な肌状態なので、その状態をキープすべく、早めにエイジングケアをスタートさせるといいでしょう。
ビタミンC誘導体入りの化粧水やレチノール入りの美容液などを取り入れたり、紫外線対策に万全を期すなどの対策を講じておいてください。
今や約7割の女性が自分は「敏感肌」だと感じているのだとか。
ですが、生まれつきの敏感肌の人はほんのごくわずかです。
スキンケアが間違っていて、肌荒れを起こしたり、乾燥していたりして、それを敏感肌だと思い込んでいる人が実はほとんどなのです。
この場合、スキンケアをただせば、敏感肌ではなくなります。
ほかにも睡眠不足などの生活習慣に問題があって、肌の抵抗力が一時的に落ちている場合もあります。
これは生活を改めれば、改善できます。
これらのタイプはいわば「仮性敏感肌」といえます。
スキンケアも生活もきちんとしているにもかかわらず、どうしても肌が敏感な場合のみ、真の敏感肌なのです。
この真の敏感肌の場合、もともと肌が薄かったり、アトピー性皮膚炎であったり、外的刺激に過剰に反応しやすかったりということが原因になります。
これは生まれつきの体質であることが多いのですが、スキンケアや生活習慣がよくないとより悪化していくので気をつけましょう。
1.まずは敏感肌になってしまう原因を探る
オイルクレンジング、ふきとり化粧水などの肌に負担になるものを使っていないか。
スキンケアを見直す。
2.生活を見直す
遅くても12時半くらいまでには就寝する。
外食やテイクアウトにたよらず食事に気をつけるなどの努力も肌のために必要です。
1.スキンケアをシンプルに
保湿は美容液1本だけにするなど、ケアをシンプルにしてください。
2.パウダリーファンデ―ションのみで負担軽減!
肌荒れしているときも、UV対策は欠かせません。
とはいえ、日焼け止めや化粧下地は刺激が強いものが多いので、敏感肌用のクリームを下地代わりに使い、パウダリーファンデ―ションやルースパウダーを重ねましょう。
クレンジングのときの肌負担も減っておすすめです。
3.自己判断せず、皮膚科を受診して!
注意していても荒れる、かゆくてひっかいてしまう等の場合は、皮膚科を受診した方がよいでしょう。
肌表面の角層が乾燥や外的刺激などによって乱れると、角層の奥に刺激が入ったり、肌内部の水分が症発してしまったりして、肌は敏感な状態になります。
さらに、乱れた角層を修復しようと、ターンオーバーが早まり、未熟な角質細胞がどんどん作られてしまいます。
すると、不完全な細胞ができ、バリア機能が正常に働かないため、悪循環に陥ります。
Tゾーンがオイリーで、Uゾーンがドライであるような肌を「混合肌」というようですが、人間の肌は顔全体がすべて同じ状態ということはあまりなく、ほとんどの人はTゾーンの方がオイリーです。
つまり混合肌であるのが普通です。
自分の肌質はUゾーン、つまり頬の部分で判定し、スキンケアもそこに合わせましょう。
額よりも頬の方がデリケートで、ケアの影響を受けやすいからです。
肌や身体はホルモンの影響を受けています。
そのため、年代ごとに肌質は変化します。
15〜25歳の「発達期」には男性ホルモンの分泌が活発になるため、オイリーに傾きやすい傾向にあります。
次の26〜35歳の「成熟期」には、水分量が減り始めますが、皮脂量はまだ減らないので、Bの「乾燥脂性肌」の人が増え、大人ニキビに悩まされる人もいます。
さらに36〜45歳の「プレ更年期」には、水分量が更に減り始めるので、ますます肌質は乾燥傾向になります。
そして、46〜55歳の「更年期」には、水分とともに皮脂量が減ってくるので、多くの人がDの「乾燥肌」になっていきます。
このように、個人差はあるものの、多かれ少なかれ、一生を通しての変化が起こります。
一度気に入ると、10年も同じスキンケアを続ける人もいますが、定期的に肌質をチェックして、ケアを見直すことも大切です。
「肌は保湿すればよい」「敏感肌にはオーガニックコスメがよい」など、
半ば常識化してしまった美容情報がありますが、実際にはほとんどが科学的根拠のない情報なんです。
昨今、「自称敏感肌」という人がものすごく増えています。
これは巷にあふれる間違った情報により肌を傷めつけているからなんです。
正しい知識を持ってスキンケアをすれば、時間もお金も今までよりもかけずに綺麗になれます。
正しい知識を知らないばかりに、ニキビや毛穴の黒ずみ、シミや乾燥などの肌荒れに常に悩み続けなくてはいけないなんて間違っています。
あなたを含め、多くの方は「無駄なことをやり過ぎています」
このサイトでは、具体的にどうすればいいのかを詳しい方法を書いています。
間違った情報に惑わされない、本当に綺麗な肌を取り戻すための正しい方法を学んでいただければと思います。