手ぬぐい洗顔の効果、メリット、デメリット、口コミ、正しいやり方
手ぬぐい洗顔の全てがわかります。手ぬぐい洗顔は江戸時代から肌が命である芸者の方達が使ってきた洗顔方法です。手ぬぐい洗顔の効果をはじめ、メリット、デメリット、実践者の口コミ、正しいやり方の他、手ぬぐい、石鹸の選び方も紹介します。

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手ぬぐい洗顔の歴史

手ぬぐい洗顔

「手ぬぐい洗顔」だけではありませんが、洗顔方法はいろいろなやり方が、その時の時代に合わせて話題になったりします。


例えば手ぬぐい洗顔の前はガーゼとか、それ以外にもヘチマ、スポンジ、亀の子たわしなどが流行った時代もあります。


その中で、手ぬぐい洗顔だけは今でも継続して行っている方が多いようです。


というよりも、手ぬぐい洗顔は江戸時代から歌舞伎役者や、肌が命である芸者の方もほとんどが手ぬぐい洗顔でした。


手ぬぐいの生地の目の細かさや、質感等が日本人の肌になじみやすく昔から日本人の味方だったのです。


しかし、近年女性の厚化粧化や、食生活も欧米風に変わることで肌荒れしやすくなり、


クレンジングや泡洗顔がメイク落としには必須という概念が植え付けられてしまいました。


ここで、もう一度原点に帰るのも美顔には良いことだと思います。


特に「手ぬぐい洗顔」は、ニキビの人や肌がザラザラで荒れている人、毛穴が開いている人、肌を強くしたいと願う敏感肌の人などが実践しているようです。


手ぬぐい洗顔の効果

手ぬぐい洗顔

メリット

  • クレンジング剤を使わずにメイクが落とせる
      手間がかからない
      (「ズボラ美容法」と言われることもあります。)
      コスパが良い
      肌への負担が減る

  • 角質除去(ピーリング)効果がある
      洗顔後の化粧水の肌への浸透がよくなる
      古い角質が除去できる
      毛穴の汚れを除去する
      シミやくすみが取れる
      透明感が出る

  • 肌の油分を過剰に流してしまうことがない
      肌がしっとりする
      肌がツルツルになる

クレンジングを使わないことで、肌に良くないと言われる界面活性剤で肌に負担をかけることもありません。


また、クレンジング剤を落しきれずに肌荒れを起こすことも防ぐことができます。


手ぬぐい洗顔は、キメの細かい布の目に石鹸の泡が入り込むことで指や手を使うよりも毛穴の奥の汚れに届くという効果もあります。

デメリット

  • 肌トラブルを起こす場合がある
      肌を傷める
      シミが増える

せっかくの美顔のための「手ぬぐい洗顔」がこれでは逆効果ですよね。


この肌トラブルの原因は主に「こすりすぎ」と「手ぬぐい生地の選択のミス」にあります。


「こすりすぎ」はわかると思いますが、力を入れすぎたり、長くこすっていたりすること肌を傷めてしまうのです。


初めは力の入れ加減がわからないので、つい力がはいってしまうようです。


ヒリヒリ感など肌に異常を感じたら、一旦「手ぬぐい洗顔」を中断して、しっかり保湿をしたあと肌が回復するまでお休みしておくことが必要です。


肌が弱い人でも大丈夫なのが手ぬぐい洗顔のメリットですが、とにかく「手ぬぐい洗顔」は「優しく洗う」ことが厳守です


初めのうちは1週間に2〜3回に留め、肌の調子を見ながら回数を増やしていくといいでしょう。


手ぬぐい洗顔 口コミ

手ぬぐい洗顔のやり方


手ぬぐい美容家・高辺しおりさんがYouTubeで説明しています。



手ぬぐい美容家、高辺しおりさんの説明では水が使われていますが、管理人としてはぬるま湯をおすすめします。


多くの実践者方の口コミや後ほど紹介する牛乳石鹸の説明サイトでもぬるま湯を推奨しています。

  1. 顔をぬるま湯でぬらしておきます

  2. アイメイクが濃い場合はクレンジング剤で軽く落としておきます

  3. 手ぬぐいをぬるま湯にたっぷりと浸します

  4. 手ぬぐい洗顔石けんをぬるま湯につけて、手ぬぐいにこすりつけます

  5. 手ぬぐいに空気を含ませるように、揉みこむように泡を立てていきます

  6. 手ぬぐいを親指を除いた4本指に巻きつけます

  7. 手ぬぐいの面の部分で洗っていきます

  8. こすり過ぎないように、円を描くように優しくなでるように洗って下さい

  9. 手ぬぐいにメイクが吸着してます

  10. メイクが落ちたか心配な時は、手ぬぐいをひっくり返して手ぬぐいの白い部分でやさしくなでます

  11. 手ぬぐいにメイクがつかなければメイクは落ちています

  12. 小鼻のまわり、気になるところには、手ぬぐいを1枚に広げ、人差し指にまきつけます。

  13. 人差し指をつかって、気になるところをクルクルと円を描くように細かいところは優しく洗います

  14. あとは、ぬるま湯で洗い流して下さい

  15. すすいだ後は、いつも通りにスキンケアをして完了です。

クレンジングによるメイク落としに比べると、保湿性が保たれているので、お肌が突っ張った感じはしませんが、しっかりと化粧水と乳液でスキンケアしましょう。

小鼻周り対策

手ぬぐい洗顔

小鼻周りは、毛穴がなるべく開いた状態で洗顔をしないと、汚れはキレイに除去できません。


ですので、手ぬぐい洗顔はお風呂で温まり汗がジワーッと出てくるタイミングで行うと毛穴の詰まりも取れやすくなります。


ホットタオルで毛穴を開いてから洗顔するのも良い方法です。


指先に手ぬぐいを巻いてクルクルと円を描きながら優しく洗顔します。


この時に、決してゴシゴシこすらないでくださいね。


牛乳石鹸が解説する「手ぬぐい洗顔方法」

昔から有名な牛乳石鹸も「手ぬぐい洗顔」のスゴさを語っています。


牛乳石鹸なりの「手ぬぐい洗顔」の正しいやり方を説明しているのでこちらも参考にしてみて下さい。


手ぬぐい洗顔正しい“手ぬぐい洗顔”のやり方:牛乳石鹸


写真解説なのでわかりやすいですよ。


一部写真を載せておきますね。

手ぬぐい洗顔


手ぬぐいの生地

手ぬぐいの生地には「特岡」「総理/文」「岡」の3種類があるのですが、手ぬぐい洗顔に使用するのは「特岡」といってキメが一番細かく肌触りが滑らかな生地です。


「特岡」なら肌への負担が少なく済みます。


手ぬぐいの特徴、選び方、洗濯方法

手ぬぐい洗顔

特徴

手ぬぐいは両端が縫製されてないので、雑菌が溜まりにくく、洗っても乾きやすくかびにくいです。


好きなサイズにカットできるのも特徴です。


新品の手ぬぐいは工場からのホコリが付いている場合もあるので、使用する前に、1〜2回洗って、汚れやノリを取り除き丸一日日陰で干しておきます。


こうすることで繊維も柔らかくなり肌馴染みがよくなります。

選び方

手ぬぐい洗顔で使う手ぬぐいは染料をできるだけ使ってなく、色落ちの少ない白地の手ぬぐいがおすすめです。


素材は木綿100%


オシャレな手ぬぐいだと化繊が混じったりしていることもあるので注意してください


手ぬぐいは「特岡」「総理/文」「岡」と3種類がありますが糸が一番細く滑らかな肌触りで肌への負担が少ない「特岡」だ最適です。


100均でも手ぬぐいは買えますが、高級なものほど目が細かくて肌に優しいので、お肌のためにも少し高いものを選ぶことをおすすめします。


といって、1万円もお金をかける必要はありません。


500円以上で良い手ぬぐいはたくさんあります。



まずは勉強? 手ぬぐいが1つ付属でついているのでまずはこれから始めてみては?

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洗濯方法

洗顔後は必ず手で洗って干して乾燥させます。


洗顔後、そのまま放置すると雑菌が繁殖してしまいます。


手ぬぐいの両端は切りっぱなしで糸が出ているので水分が早く放出され乾燥も早いです。


ほつれているといって縫ってしまわないようにして下さいね。


ここを縫ってしまうと雑菌がたまりやすくなり、乾きにくくなります。


手洗いは手ぬぐい洗顔で使った石鹸をそのまま利用すればOKです。


洗濯機を使ったりアイロンがけをすると繊維を痛めてしまうので必ず手で洗うようにしましょう。


優しく手洗いすることで生地がさらに柔らかくなります。


毎回、石鹸を使っているので殺菌する必要はありませんが、気になる方は手で洗った後に熱湯にくぐらせて下さい。


手ぬぐい洗顔におすすめの石鹸

おすすめの石鹸は、着色料か付いていない純粋な石鹸です。


牛乳石鹸などは安く購入できるしおすすめです。


朝の洗顔

手ぬぐい洗顔は夜にメイクを落すときだけで十分です。


朝は、水かぬるま湯洗顔、または石鹸だけの洗顔でOKです。


前日の夜にクリームをしっかり塗って朝起きたら肌がベタつくときは、部分的に手ぬぐい洗顔をしてもいいでしょう。


手ぬぐいの生地

糸の太さを表す番手は数字が大きくなるほど細くなります。


太さの違いが肌触りの違いになります。

特岡(とくおか)

  • 素材:綿100%
  • 糸の太さ:30番手
  • 幅1センチの間に糸が24本
  • 浴衣にも使われる高級晒(さらし)生地
  • きめが細かく、なめらかな肌触り

総理(そうり)/文(ぶん)

  • 素材:綿100%
  • 糸の太さ:20番手
  • 幅1センチの間に糸が17本
  • 主な染め方:主染
  • 総理、または文と呼ばれ、吸水性に優れ、多くの注染手ぬぐいで使われています。
  • 特岡に比べると糸が太く、ざっくりとした肌触りですが、使い込むほど手や体になじみます。


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